「あなたの強みってなんですか?」
この質問、困りますよね。
自分のことは知っているつもりでも、いざ説明するとなると言葉に詰まるという経験はあるのではないでしょうか?
逆に「苦手なこと」から考えていくと見えてくることもあります。
強みを簡単に言語化する方法
受験や就職試験で自己アピールしたことはあっても、そのあとの社会人生活でなかなか自分の強みについて考えることは少ないものです。
そんなときに手っ取り早く自分の強みがわかるもの、それは自己診断ツールです。
就職・転職活動をしたことのある人は就職斡旋(あっせん)情報サイトなどから「無料適職診断」などを試したことがあると思います。
そういうものを含めると、無料のものから有料のものまでたくさんあります。
無料で診断する代わりにemailアドレスなどの個人情報を登録したことがあるかもしれません。
その他の無料診断ツールでいうと、VIA(The VIA CharacterStrengths Survey)や16 personalities、クリフトンストレングス・ファインダー(一部有料)があります。
ブレない自分軸を持つためのツールとして、診断ツールを活用するのはおすすめです。
「自己分析診断」受けたままになってませんか?
過去に無料・有料に関わらず受けっぱなしになっている自己診断結果があるなら、これを機会に引っ張り出してみてください。
もしくはいま現在のあなたの状況でもう一度診断してみるのもおすすめです。
せっかく時間とお金をかけて受けた(る)なら、自分の中に落とし込んで自己表現ツールとして活用してしまいましょう。
有料で受けているとしたら尚更です。
あなたのことを理解して周りに発信できるのはあなたしかいません。
逆に言えば、他の人がなんと言おうとあなたがあなたであると信じていればそれがあなた自身であり、強みです。
とは言っても、一人ではなかなか自分の強みに気が付けないもの。
ご家族やご友人に聞ける場合は、あなたの強みが何か聞いてみるのもいいでしょう。
もっとおすすめなのは、第三者から見えるものをフィードバックしてもらうことです。
普段関わらないからこそ、先入観なくあなたのことを見れます。
5ステップで強みを言語化する
強みと一言で言っても、得意なことだけに目を向けるわけではありません。
「苦手だな」「嫌だな」と思う部分も、目を逸らさずに受け止めることが必要です。
自己分析結果を活用して自分の強みを言語化するための5ステップは次のとおりです。
- 診断結果を読む
- 自分の得意と苦手を自覚しそれを受け止める
- 診断結果の解説部分で共感できる箇所をリストアップする
- 自分の具体的な過去の経験を棚卸しする
- 3と4で共通する言葉や自分の行動指針を組み合わせる
一人で言語化しようとすると、自分の中にある語彙(ごい)の限界に気が付かされます。
だからこそまずは診断ツールの結果を"再利用”するのもひとつの手です。
そこから更に具体的に掘り下げていく、自分だけの強みを文章化できるセッションを用意しています。
わたしが所属しているコーチングスクールでモニターを募集し、5回リピート開催されたイベントをさらにバージョンアップさせたものです。
自分のことがよくわからないまま何度も同じような悩みにぶつかるなら、一度気合を入れて「自分だけの経験」と「強み」を言語化してしまいましょう。
強み言語化に特化したセッションはこちらからご確認ください。