ChatGPTが話題になってから随分時間が経ちました。
技術はどんどん進んでいて、プロンプトエンジニアですらその発展について行けないなんて噂も見聞きします。
それだけ技術発展が急速に進んでいるということですね。
もう何年も前から「〇〇の仕事はAIに置き換わる」なんて言われていて、2023年9月末現在もその脅威は着々と迫っていると感じます。
AIとは少し違いますが、無人レジや配膳ロボットはもはや私達の生活にすでに馴染んでいますよね。
2022年の11月ごろから2023年に入って爆発的な話題となっているChatGPT、これからの未来うまく付き合っていく必要があります。
一般の人にもかなり周知されているとは思いますがChatGPTを知らない人に向けて簡単に説明すると、
ChatGPTはOpenAIという会社が開発した人工知能による対話型のチャットサービスです。
Google検索では知りたい情報を検索することで、上位表示された情報を読み込むことで情報にたどり着きます。
ChatGPTではAIがネット上のあらゆるデータを元に数秒で回答を出してくれるので、自分で検索して情報を取捨選択する必要がありません。
ただしその正確性にはまだ疑問が残るのも事実なようで、根拠のある裏取りは自分でする必要があります。
私自身はChatGPTを興味本位で遊んでみたり、仕事のちょっとしたことで活用したことがある程度です。
日本語や英語のメール・文章の内容を校正してもらうような使い方がメインなので、
もっと詳しい人からしたら「全然活用できてない!」と叱られてしまいそうです。
ChatGPTが発表されてすぐのころ、自分自身でいじってみた感想は
「これは人間の仕事が簡単に奪われるし、世界の均衡があっという間に変わるだろう」ということでした。
あれから半年、何が変わった?
ChatGPTが発表されてからもうそろそろ半年~1年くらい経ちますが、AIに置き換わった!仕事を奪われた!と感じる人はまだ少ない印象です。
法整備が追いついておらずクリエィティブなお仕事や、著作権の問題、倫理観など課題はまだまだあるのかなとは思っています。
完全素人意見で恐縮ですが、ChatGPTについて触れてみて思うことは、
ネット上で集められないことはAIにはできないということです。(今のところ)
AIではご飯は食べられませんから、農業や漁業、物流や生産などモノが関わるものについてはどうしても代替不可能だと思います。
もちろんオペレーションシステムが人間からAIに置き換わることは有り得ます。
個人的にはAIの登場によって今まで以上に価値が上がる、あるいは継続するようなものには以下のようなものがあると思っています。
ほんの一部だけ挙げると、
- フォトグラファー
- 宿泊業
- ファッション関連など
専門家ではないので詳しい考察はできませんが、人間の感情を動かすことに関連する仕事はAIに奪われる未来は考えにくいと思っています。
AIが生み出した美術作品の話はここでは割愛しますが、
フォトグラファーは特に結婚や家族写真、入学式、卒業式、出産など人生の節目で必ず需要があります。
フォトグラファーを特別推しているわけではありませんが・・・この人にお願いしたいなというフォトグラファーさんがたくさんいます。
「あなただからお願いしたい」の価値
技術が発展しても生身の人間が生み出せることは変わりません。
思いやりや相手の立場になって考える力、想像力を働かせる力、クリエィティブなものの見方など、
他人やロボットに奪われない財産があると思います。
それは人間だからこそ、あなただからこその価値です。
どんな時代も取って代わられることのない価値観や人間性を磨き上げていきたいものですね。