子どもの頃から、「苦手なものを克服するように教育されてきた」という人は多いのではないでしょうか?
もちろん得意を伸ばしながらという方針もあったのでしょうが、
私自身はできないことをできるようになるために訓練させられた記憶があります。
成長する過程で、乗り越えるために苦手なことをやらなければいけないことはあります。
大人になったらむしろ、毎日苦手なことと闘っているなんてことも。
「事務処理仕事が苦手」という場合でも、会社員としてやらなければいけない場面はたくさんありますよね。
独立している人であれば尚更、ひとりでやらなければならないことは会社員よりも多いものです。
では、あなたにとって何がどうなれば楽にできるのでしょうか?
苦手なこともやり続けると変わる。でも...
極論になってしまいますがどうしてもやらなければいけない苦手なことでも、継続することでできるようにはなるんです。
「苦手だからやりたくない」という気持ちや考え方を少しずつ変えていけるといいのかな、と思います。
理想はあなたが苦手とすることが得意という人にお願いするのがベスト。
ただしそうも言っていられないこともありますよね。
苦手なことや嫌なことに取り組むときは、思考を止めるというのも一つの手です。
「苦手だ!」という感情が出てくる前に、作業に取り掛かるという方法。
はじめのうちはどうしても慣れないかもしれませんが、
これを続けてみると気がついたら「苦手だ~」と思うことが減って取り組むことができるようになります。(脳が考えないようにしている)
できている自分に気付くには
私は自分の頭を整理する方法のひとつとして「自分ノート」と名付けた、紙のノートに思考内容を文字に起こすようにしています。
2016年からB5サイズのノートに書き続けていて、毎日のように向き合うこともあれば数ヶ月放置することもあります。
今日は2ヶ月ぶりに自分ノートを開いて、過去の自分の頭の中を振り返る作業をしていました。
2年前に書いた自分のメモの中に私の苦手なことが5つ書かれていました。
そこに書かれていた内容はこちら。
- ひとりで黙々作業すること
- 人と接することがないこと
- データなどをまとめること
- 計画や目標を立てること
- 対立すること
今現在私がやっていることを振り返ってみると、驚くことに現在進行形で1〜3を継続してやっています。
苦手なことをノートに書いた時期はちょうどフリーランスとして活動する前の、普通の会社員をしていた時期でした。
「苦手なことも環境に適応する力があればできるもんなんだな」と自分のことながら苦笑してしまいました。
なぜできるようになったか自分なりに考察してみると、やはり苦手と思う前に行動する習慣が少しずつ積み上がってきたからなのかと思います。
やらざるを得ない環境だったということもありますが💦
得意なことや好きなことだけして生きていきたいものですが、やり続けてみるとだんだんできるようになります。
正直今もこの苦手リストは変わりませんが「私、苦手だと思ってたこともやってるんじゃん!」とちょっと自分を誇らしく思えました。
他人と比べるのではなく、過去の自分と今の自分を比べることではっきりとした成長を感じた瞬間でした。
ただ苦手なことに変わりはないので、できるだけやらなくて済むような世界線に移動する時期だと感じています。
ここまで読んでくださった読者の方、苦手だと思うことを克服するために
一旦「苦手だな」という感情のスイッチをオフにしてみてから取り組むという一連の流れを作ってみてくださいね。