先日のセッションでいただいた感無量な感想です。
とても強い意思と芯をお持ちの方で、お話を聞く度に毎回勇気をもらいます。
「コーチングで人生が変わる」というと大げさに聞こえるかも知れません。
でも実際のところセッション後にいただく感想や、私自身のコーチとセッションをすることで「コーチングは人生を変わる」ことへの実感が強まります。
コーチングセッション未経験だと「話すだけでは何も変わらない」と思われるかもしれません。
実際に「自分の言葉」で自分の思う通りに言葉に出して話してみないと実感できないところが、コーチングセッションの最大の魅力であり、最も伝えるのが難しい部分だと思います。
私自身も定期的にコーチのセッションを受けることで、「セッションって本当にすごい!」と再発見します。
私には2015年から始めた「自分ノート」というノートがあります。
人生の壁にぶつかったときや、なんだかわからないけど悲しいとき、不安なときに自分と向き合うためだけのノートです。
「自分ノート」には自分自身と対話するような形で書き込んだり、なぜなぜ攻撃で一つの気持ちを書いたあとになぜそう思うのかを掘り下げるために使っています。
みなさんにはそのようなノートはあるでしょうか?
スマホのメモ機能などを使うという手もありますよね。
パソコンやスマホで文字を打つことがほとんどの今、昔に比べると手書きで何かを書く機会が少なくなりました。
手書きのメリットはさまざまな場所(※)で議論されていますが、私自身も手書きの効果をセッションに活かしています。
セッションを受ける際はご自身でメモを取られることを推奨しますが、実際にセッションを受けるとメモを取りながらだと話に集中できません。
私の行うコーチングセッションでは、セッション中にできるだけクライアントさんの言葉をコーチである私がメモしています。
そしてセッションが終わったあとに、メモの内容をまとめたものをお渡ししています。
そうすることでセッション中にどんなことを話していたのかクライアントさんが改めて確認することができ、なおかつ次のセッションの際に振り返られるので重宝していただいています。
このサービス、自分がセッションを受けるときにも欲しいなと思ってしまうくらい良いものだと思っています(笑)
もちろんクライアントさんご自身でメモを取られても全く問題ありませんし、その際はセッションをストップしてメモをしっかり書き終えてから再スタートします。
「自分ノート」とコーチ自身のセッションの話
手書きが大事と言いつつ「自分ノート」がそばに無かったときに、パソコンのメモ機能に自分のモヤモヤを書きなぐっておきました。
ちょうど毎月行っているセッションの日だったので、そのメモを手元にセッションを受けました。
コーチングセッションでは1回のセッションでは答えが出ないこともあります。
その時私が受けていたセッションも、答えがでなさそうなテーマでした。
メモを見つつ自分の口から出た言葉を他のノートに書き取っていたところ、セッションの最後の最後にスッと1本の軸が見えました。
その日までモヤモヤを抱えていたのに、セッションで話してメモを眺めていただけで一気に前が開けた感じがしたんです。
その時同時に思い浮かんだのが、タイトルの感想をいただいたクライアントさんの嬉しそうな表情でした。
コーチングセッションは間違いなく良い変化をもたらしてくれる、と改めて実感した日でした。
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(※参考)
ダイヤモンド・オンライン「記憶、情報整理、精神の治癒……手書きが結局、いちばん効果的な理由」
東洋経済オンライン「脳機能の低下を防ぐには「手書き」が有効だ」