頭のいい人、口の上手い人が注目されがちな世の中ですよね。
でも、まず思い出して欲しいのが世の中の大半は「凡人」ということです。
ライフコーチのわたしも「凡人」です。
もちろん、プロコーチとしての知識や経験はありますが、要するに普通の人です。
凡人の野望と煩悩
「儲けたい」
「お金持ちになりたい」
欲望の中でも特にお金に関する悩みは多いことでしょう。
わたしも、お金に関する欲望はたくさん湧いてきます。
人間なので、煩悩だらけです。
「〇〇万円稼ぐ!」という目標を掲げたりもしますが、「本当にそんなに必要なの?」とも思います。
海外旅行もしたいし、ブランド品も欲しい、子どもに不自由なく習い事をさせてあげたい、さらに、親孝行もしてあげたい、など。
挙げればキリがありません。
そして、世の中はお金がかかることばかり。
今現在会社に属して働いている人もいれば、働くのをお休みしている人、家庭で責務を全うしている人、それぞれ立場は違うものの、全員に共通しているのが「お金」ですよね。
今よりもお金があれば幸せ?
お金はあればあるだけ良いものです。
お金がなくても幸せだけど、あったほうがいいというのは悔しいけど本当なんですよね。
「もっとお金を得るためにどうしたら?」と考えた時に、あなたならどういう意見を持ちますか?
- 今より収入の良い会社に転職する
- 独立して社長になる
- ハンドメイドが得意だから、何か売り始める
- 株式投資をする
- 宝くじを買う
いろいろありそうですね。
ビジネスをしているなら「お金が欲しい=独立して稼ぐ!」という考えの人も一定数いることでしょう。
いきなり大きく稼ぐことを夢見るのも素敵ですが、わたしが過去に教わった信条のひとつに「小商い(=スモールビジネス)」があります。
小商い(=スモールビジネス)のすすめ
小商い(スモールビジネス)とは、読んで字のごとく、小さく始めるビジネスのことです。
基本的な考え方としては、目の前にいる人を幸せにすること。
これってマーケティングの考え方にもあるんですよね。
あなたが何者でもいいんです。
大物である必要はありません。
困っている人に向き合うことがとても大事。
お金を得るのは後回しになるかもしれないけど、自分ができることが誰かの役に立ち、困っている人が救われることってたくさんあると思います。
人間は家族や会社、学校、友達など、何かしら社会に属していないと生きていけない存在です。
得意なことを人に提供することで相手に喜ばれる。
そこに価値が発生して、お金という対価を受け取れる。
自分の価値が誰かから喜ばれて、それがお金になれば、小さいスタートでも自分の幸福感に繋がります。
もちろん「やりがい搾取」の状態ではいけません。
自分が提供する価値に胸を張って提供することで「すごい人」ではない自分が、少しずつ幸福感に包まれていくでしょう。
凡人のわたしは私の人生を幸せにするために、自分の価値を提供し続けています。